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医師紹介

院長|川尻 知佳(かわしり ちか)

 いわき市湯本で生まれ育ち、磐城高校卒業後、福岡大学医学部に進学しました。大学卒業後は母校の大学病院である福岡大学病院・福岡大学筑紫病院で初期臨床研修を行いました。初期研修での小児科研修の際、小児医療の楽しさ、そして、その子の未来のために医療を提供できるという、他科にはない喜びに魅了され、研修後は両親と同じ小児科医を選択しました。

 小児科医局入局後は、大学病院で病棟医として勤務し、様々な疾患の入院患児と向き合ってきました。夜間の救急外来では、救急疾患対応も数多く経験してきました。サブスペシャリティ選択では、自身も幼少期から気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどに悩まされており、アレルギー疾患で困っている子どもたちの助けになりたいとの思いから、呼吸器・アレルギーグループに所属し、大学病院の専門外来でも研修を重ねて参りました。専門外来では、国立病院機構福岡病院名誉院長である西間三馨先生の外来を見学させていただき、このことは私の医師人生においても財産となる経験となりました。その他にも、尊敬する多くの先生方と出会い、ご指導をしていただきました。福岡での医師生活は、小児科医としての基礎をたくさん学ばせていたさきました。たくさんの経験と、素晴らしい出会いに恵まれ、とても充実した後期研修を送ることができ、本当に感謝しております。

 2020年の春、いわき市に戻り、両親とともに診療を行うようになりました。開院23周年の2022年12月3日に、父である博行医師から院長の職を引き継ぎました。大きな病院から、地域のクリニックでの勤務となりましたが、小さなクリニックだからこその強みもあると思います。かかりつけ医として具合が悪い時だけでなく、元気な時も会う機会があるからこそ「普段との違い」に気づきやすいのではと思います。その“気付き”を大切に、日々の診療を行い、疾患だけでなく、その子の成長や未来に寄り添える小児科医でありたいと思います。また、学会や研究会などにも積極的に参加し、日々の診療を常にアップデートしていけるよう自己研鑽を重ねて参りたいと思います。

 

村松 美知子(むらまつ みちこ)

 仙台市生まれ、仙台市育ち。宮城県立第一女子高校卒業後、弘前大学医学部に進学しました。卒業後は仙台に戻り、東北大学病院小児科・いわき市立磐城共立病院(現・いわき市医療センター)で初期研修を行いました。その後結婚し、主人と一緒に国立岡山病院小児医療センター(現・国立病院機構岡山医療センター)に行き、小児科医になった時からの新生児・未熟児医療に携わりたいという夢を叶えることができました。

 いわき市に戻ってからは、一人医長としていわき市立常磐病院(現・ときわ会常磐病院)に赴任し、約20年間勤務しました。その後、1999年12月3日にむらまつ小児科を開業し、今に至ります。

 開業1年後には、主人を院長に迎え一緒に仕事をするようになりました。また、2020年春からは長女である知佳医師が加わりました。開院のオープン見学会に来てくれた子どもたちに風船を配り、幼少期の風船屋さんになりたいという夢を叶えた娘が医師となり、一緒に仕事をしたのは不思議な思いです。娘が同じ思いで「丁寧な診察・親身な指導」で診療すると言ってくれ力強く感じております。

 私生活での一番の楽しみは、娘の愛犬マロンと過ごす時間です。将棋を観ることも好きで、藤井聡太棋士の試合を主人と一緒に楽しんでおります。

 患者さん・家族の方へ「丁寧な診察・親身な指導」を最大理念に、問診や診察に最善を尽くして、お気軽にご相談いただける医院づくりを目指しております。今は診療から離れておりますが、これからもスタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。何卒宜しくお願い致します。

 

村松 博行(むらまつ ひろゆき)

 日立市生まれ。眼科医であった父親の転勤に伴い高萩市、倉敷市、宇和島市と移り住み、小学生になってからは父親の出身地であるいわき市で育ちました。磐城高校卒業後、弘前大学医学部に進学。いわき市立磐城共立病院で初期研修後、聖隷浜松病院未熟児センター、そして、当時NICU領域で日本最高水準であった国立岡山病院小児医療センター未熟児室での勤務を経て、その後は昭和62年までいわき市立磐城共立病院小児科・新生児科にて勤務しました。同年より2020年9月までいわき市立常磐病院小児科で勤務し、同年10月からは妻と共にむらまつ小児科で診療を行っております。2022年12月3日に、長女に院長の職を引き継ぎました。

 趣味はクラシック音楽で、ピリオド楽器ともいわれるガット弦を使用した昔の構造のままのヴァイオリン族の音とノンビブラートの声楽が好きです。私生活ではチェロをよく弾いております。コロナ渦でのソーシャルディスタンスを保ったオーケストラは観るに堪えませんでしたが、最近は演奏会も通常に近い形に戻ってきて嬉しく思っております。日々の生活も診療も、元の生活に近づいていくことを願っております。

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