日焼け対策
4月から紫外線量が急激に増え始め、5月~8月がピークとなります。
紫外線対策はまだまだ先と思いきや、紫外線量は意外と春にはもう夏並みとなっています。
今から紫外線対策を行うようにしましょう。
✔日焼け対策必要な理由
- 皮膚トラブルの原因となる
- 皮膚がんを予防する
日焼けで炎症が起きると、皮膚バリア機能が低下し、皮膚トラブルが起きやすくなってしまいます。
また、子どもの皮膚は大人の皮膚と比べて厚さは半分程度と薄いので、紫外線の刺激ですぐにダメージを受けやすいです。
✔日焼けどめはいつから使ってもよい?
6か月以降であれば使用可能ですが、赤ちゃんの肌はデリケートなので、歩いて外出するようになったら日焼け止めを塗るようにしたら良いと思います。
それまでは、帽子やベビーカーの日よけカバーでの遮光で対策をしましょう。
✔日焼け止めの選択ポイントは?
紫外線吸収剤の含まれていないものを選択しましょう。
- 紫外線吸収剤無配合
- 紫外線吸収剤フリー
- ノンケミカル
と表示されているものがいいです。
また、SPFの数値が高ければ高いほどいいというわけではありません。
高いほど落としにくく、肌への負担にもつながる為、むやみにSPFが高い日焼け止めを使う必要はありません。
日常生活では、SPF30以下・PA+~++程度で十分です。
大事なことは、SPFの高さよりも塗り方です。
たっぷりとムラなく塗りましょう。
また、時間とともに効果が低下したり、汗で流れたりするので、2-3時間毎にこまめに塗り直すことが効果的です。
✔日焼け止め以外の対策は?
紫外線が強い時間帯(10-14時)の外出はなるべく避けましょう。(これは、夏に熱中症対策にもなります。)
また、つばの長い帽子をかぶることも効果的です。
薄手の長袖長ズボン等、衣服で覆うことも効果があります。
曇りの日でも、晴れの日の80%程度は紫外線が出ているので、曇りの日も対策を怠らないようにしましょう。
✔保湿剤や虫よけも一緒に塗るときの順番は?
- 保湿剤・外用薬
- 日焼け止め
- 虫よけ
の順番で塗りましょう。
紫外線そのものは有害ではありますが、適度な日光浴はビタミンD不足を予防します。
ビタミンDが不足すると、カルシウムを十分に吸収できなくなり、けいれんを起こしたり、O脚になることがあります。
また、天気の良い日にお外で、お友達と一緒に遊んだり行動することは、お子さんのこれからの発達においてとても重要なことです。
紫外線に対して過敏になりすぎることなく、太陽とうまく付き合っていきましょう。