むらまつ小児科

不必要な検査・投薬はなるべく避けるようにしています。

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円を書いて、その円周上にある一点を取ります。右回りでも、左回りでも、円周上を、その点を出発して、ぐるりと廻り、またその点に戻ってくれば、円を一周したことになります。

円の一周を一年とします。円周上の一点をある時刻として、円を一回りして、その点に戻ってくれば、丸一年が経過したことになります。

2011年3月11日午後2時46分ちょうどに生まれた人は、2012年3月11日午後2時46分ちょうどに満一才になります。2012年3月11日午後2時45分にはまだ一才未満であり、2012年3月11日午後2時47分にはすでに一才に達しています。

誕生日が同じなのに、同じ一日で、時刻により、未満の人と達した人が混在しては不便なので、社会生活上、2011年3月11日に生まれたすべての人の誕生時刻を、2011年3月11日の始まる0時0分ちょうど、とします。便宜上の措置ですが、これはこれで意味のあることです。

 

学校教育法(昭和22年法律第26号)に

① 満6才に達した日の翌日以後における最初の4月1日から義務教育が始まる。

との記載がありますが、これによりますと、4月1日に満6歳になる人(4月1日生まれ)は、翌年の入学となります。ところが

② 4月1日生まれは、早生まれとして満6歳に達した年に入学する。

という事実があります。これは矛盾です。

①を  満6才に達した日以後における最初の4月1日から義務教育が始まる。

とすれば済む話ですが、 ①を変えずに、②を満足するためには、4月1日生まれの人は3月31日に満6才に達している必要があります。ここに(年齢計算ニ関スル法律)が登場します。

年齢計算ニ関スル法律に

(出生日の応答日(誕生日)の前日の満了をもって年齢が加算される)があります。

 

誕生日の開始点(0時0分ちょうど)を持って前日の満了となるわけですから、なんの問題もないのですが、

0時0分ちょうどは24時0分ちょうどでもあるからとして、24時0分ちょうどを一日の満了点と解し、

(出生日の応答日(誕生日)の前日の満了点をもって年齢が加算される)

とすれば、前日の満了点は前日に属しますから、年齢が加算される日を1日前倒しすることができるのです。

そうすれば、

①     満6才に達した日の翌日以後における最初の4月1日から義務教育が始まる。

② 4月1日生まれは、早生まれとして満6歳に達した年に入学する。

は矛盾なく両立します。首の皮一枚でつながるのです。

 

電話サービスに時報があります。

23時59分50秒をお知らせします

0時ちょうどをお知らせします

0時0分10秒をお知らせします

 

一日は0時0分0秒ちょうど(開始点)から始まります。

満了点はありません。

 

仮に、開始点の代わりに、満了点を採用するとしても、(誕生日の0時を、前日の24時と呼び換えても)年齢が繰り上がるのは、誕生日の前日の23時59分60秒ちょうどですから、

誕生日の前日の23時59分59秒を過ぎても、(誕生日に生まれた人で)年齢が繰りあがっている人は、まだだれもいないのです。そして、誕生日の0時0分01秒には、(誕生日に生まれた)すべての人の年令は繰り上がっているのです。

開始点と終了点は同じ点ですから、時間的前後関係は、開始点の場合でも終了点の場合でも何の変わりもありません。違うのは終了点のある日が開始点のある日の1日前であること。

 

3月11日のすべての点の取り得る代表点は、3月11日の開始点もしくは3月11日の終了点です。

そのいずれであっても、3月11日に生まれた人の誕生日が3月11日であることに変わりはありません。

 

3月11日のすべての点の代表点に(3月11日ではなく)3月10日の終了点を採用するということは、(3月11日のすべての点は3月10日に属する)ということになり、矛盾です。

これにより、3月11日からできる事は3月10日から可能になり、3月11日の前日は3月9日ということになってしまうのです。

 

3月10日の終了点は同時に3月11日の開始点であることはできません。同じ点が3月10日であり、同時に3月11日でもあることはできないのです。終了点を採用したら開始点はなく、開始点を採用したら終了点はありません。

終了点を採用したら、

(3月11日は3月10日の終了点をもって始まった。いつ3月11日になったかはわからないが、3月11日の終了点をもって終了した。)ではなく、(3月11日はいつ始まったかわからないが、3月11日の終了点をもって終了した。)となり、

開始点を採用したら、

(3月11日は3月11日の開始点をもって始まった。いつ終わったかは厳密にはわからない。)となります。これが世の中の常識的な感覚なのです。

 

1才以上2才未満とは、1才の誕生日の午前0時から2才の誕生日の午前0時に至る(達する)までの間のこと。1才の誕生日の午前0時は含まれ、2才の誕生日の午前0時は含まれない。

1才の誕生日が初日で、2才の誕生日の前日が千秋楽。1才に達する時とは、1才の誕生日の午前0時。

 

出生日の応答日(誕生日)の前日の満了をもって年齢は加算されます。誕生日を3月11日とすると、3月10日の満了をもって年齢は加算されます。

3月10日の満了をもって年齢は加算されるので、3月10日に年齢が加算されることはありません。

3月10日に属するすべての点において年齢は加算されないのです。

3月10日の24時は3月10日に属する点ですから、この点における年齢の加算はありません。

3月10日の満了を確認できる直近の点は、日を跨いだ3月11日の午前0時になるのです。

 

3月11日のすべての点の代表は、3月11日の点から選ばれます。

3月11日午後2時46分に発生した地震を、3月10日に起こったことにはできないのです。

 

 

 

まったく矛盾することを同時に信じる。それを二重思考と呼ぶ。英国のジョージ・オーウェルが1949年に発表した小説(1984年)に登場する言葉だ。舞台は全体主義国家で、政府が(3+3=7)だと言ったら国民は(6ではあるが7でもある)と信じるように教育されている。(3+3は6)などというと、逮捕されることがある。

 

 

 

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